NT(Class of 2009 | 男性)

 

入学時年齢

29

出身業界

中央省庁

社費/私費区分

社費(全額)

出身大学

東京大学 法学部

海外経験

1年(留学20歳/カナダ)

家族

配偶者

 

Why Columbia?

 

僕がMBAをコロンビアで学びたかったのは、大きく分けて二つの理由からです。


1. 国際ビジネス
コロンビアビジネススクールは国際ビジネスを学ぶ上で非常によい環境です。
実際に入学してから実感することも含めていくつか列挙すると、

  • 留学生比率の高さ: 留学生比率は平均30%強とトップスクールの中でもかなり高い部類に入ると思います。特に僕が入った一月入学プログラム(Jターム)は、例年40%ちょいで今年は異例の63%と抜群に高いです。もっとも留学生といってもネイティブ並みに英語がうまいやつばかりなので、しゃべりの苦手な日本人にとってチャレンジングであることは変わりませんが。
  • カリキュラムの充実: まだ基本的に始まったばかりなので期待ベースの話になってしまいますが、選択科目でInternational Business、International Finance, Global Marketingなど様々な切り口のラインナップが用意されています。また、少しビジネスそのものとは切り口が異なりますが、コロンビア大学の他の学部の授業もとれるので、SIPAのMIA(国際関係論)では国ごとの科目や国際経済のようなアカデミックなものや、ロースクールではWTO法など、国際ビジネスに関わるものを多角的に学びたい場合には、リソースがたくさんあって選ぶのに困るぐらいだと思います。
  • International Development Club(IDC):これは入学前からずっとやりたかった学生のクラブ活動です。発展途上国で活動するビジネスやNPO・NGOにコンサルティングをするプロジェクトに携われます。今期僕がアサインされたのは、ニカラグアで活動するsocial entrepreneurに出資する際のガイドラインの策定プロジェクトで、3月には一週間ほどニカラグアに入って現地の経済状況や潜在的出資先のビジネスの実態を調査してくる予定です。
  • Chazen Institute of International Business: コロンビアにはChazen Instituteというのがあって、国際ビジネス関係の講演やカリキュラムの策定、さまざまな語学コースの提供などをやっています。また各国へのスタディトリップや、上述のIDCの旅費などはChazenから補助金がでます(IDCについては旅費は全額Chazen持ち!)。こうした学校の側面支援も重要な要素だと思います。

 

2. リーダーシップ
コロンビアはFinance中心の学校のイメージがあります。
NY=ウォール街=金融というイメージによるものかもしれませんが、コンサル出身者やコンサル就職希望者も多いです(4分の1くらい?)。コロンビアの売りの具体例をあげると、

  • 選択科目: また選択科目は持ち点を希望科目に振り分けて落札するビッディングという方式(多くのMBAがそうです)なんですが、ビッディングが白熱するのはリーダーシップ系の授業が多いです。特にTop Management ProcessやHigh Performance Leadershipは人気が高いようで持ち点ほとんどを注ぎ込まないと取れない場合もあるようです。
  • リーダーシップポジション: 上述のクラブ活動やクラスターごとのリーダーシップポジションなどチャンスが無数にあるので、望めばがっつりリーダーシップを取れます。僕自身もクラスターリーダーシップの一つ、留学生代表International Representativeとして、クラスターの異文化交流を促していたり、学校との関係ではアメリカ以外での就職をサポートするためのリソースを開発すべく頑張っています。(日本で働きたいという人もいるので、そうした人のためにも頑張りたいです!)
  • ビジネスリーダーとの交流: NYは出張の折に経由していく人が多いので、必然的に多くのビジネスリーダーが講演に訪れます。それはビジネススクールに限った話ではなく、SIPAなど他の学校にも政府系の要人が講演にきます。こうしたチャンスは全米で間違いなくトップでしょう。

 

出願者・合格者へのメッセージ

 

  • 出願者の方へ

コロンビアのMBA学生は、アカデミー、就職、パーティーとなかなかバランスのとれた人が多いように思います。また、意外にアグレッシブな人やスノッブな人は少ないように思います。入ってみるまでは、やっぱりNYにあるから人間関係が希薄なのかなと気になっていましたが、そんな心配は無用です。むしろ就職活動やインターンが学期中でもできるし、各界の要人が行き来するため講演を聞くチャンスが圧倒的に多いというNYロケーションを考えるべきだと思います。イベントが多すぎて日々過酷な意思決定を求められ、タイムマネジメント能力が磨かれます(笑)。狭き門ですので大変だと思います。僕も大変でした。でも入学すれば120%満足できる学校なので、歯をくいしばって頑張ってください!

 

  • 合格者の方へ

おめでとうございます!すばらしい学校生活があなたを待っています。
とはいえ新生活の立ち上げは何かと苦労や面倒が多いものです。
ぜひ連絡を下さい。我々一同でサポートしますので!
お会いできるのを楽しみにしています。

>>ご連絡はこちらから

  

参考URL

 

http://cbs0801.blog28.fc2.com/

 

1週間の活動例